女になるブログ

女でよかったって思いたい。そのためのあれこれのブログ。@natsume_zakuro

人の体に触るということ

医療系のセラピストとして、またオイルトリートメントのセラピストとして長く仕事をしてきました。
仕事を始めてから7年くらいは、いろんな講習会とか
技術系のセミナーとかにもよく行きました。

 


習ったら、試したくなるのが人情ってもんよ〜。

 


というわけで、ほんとにそれが患者さんに必要かどうか?よりも
この人にはこないだ習った手技を試しても大丈夫そうか?
が基準になってたことがありました。


今思うとほんとクソですね。

 


全部が全部、無駄だったとは思いません。
今でも使う手技もあります。


それに、どう触ると心地よいか、はある程度法則はあるので
それを知っておくことは、商売にするなら重要です。

 


だけど、人に触れて人を癒す時、
ほんとうには技術を超えたところにキモがあります。

 


ある認知症のおばあちゃんの脚をマッサージした時
『あぁー気持ちいいねぇー。ありがとうねー。
あんたも疲れるでしょう』と、
わたしの太腿をさすってくれた事がありました。


ほとんど目が見えてない人だったし、バリバリの認知症なので
ほんとに、手に当たったところをさするだけです。


それでも、なんだか恍惚とするほど気持ちいい。

 


乳児院の子どもと遊んでる時、子どもが不意にわたしを撫でてくれる時。
これもすごくほぐれる。

 


そういう、温かい気持ちを手に乗せて人に触れること。


それがいちばん、人を慰め、励まし、癒すマッサージになる。
 
 
自分のそういう気持ちをいちばんよく乗せられるものが、その人の使命、天職なんだろうなと思います。


自分の温かい気持ちを、人が受け取れる形やモノに乗せてゆく。
全ての製品やサービスがその現れであったら
世界は平和になると思うな。